診療情報

HOME > 診療情報

//

当院における発熱患者さんへの対応について

当院では、外来において受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者の受入れを行っています。感染防止対策として発熱患者等の動線を分ける等の対応を行う体制を有しています。

 

//

当院ではマイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しております。

令和3年3月15日からマイナンバーカードを保険証の代わりに使えるようになりました。
受付に設置してある専用カードリーダーでマイナンバーカードを読み込み、顔認証や暗証番号で本人確認し、患者様の加入している医療保険や自己負担限度額等が分かるようになります。
 患者様の同意を得たうえでマイナンバーカードでの本人確認を行うことにより患者様の今までの特定検診等の情報やお薬の情報が分かるようになり、より良い医療を受けられる環境となります。
 マイナンバーカードでの保険証確認を希望される方は受付時に職員までお声掛けください。

 

2016/12/1

アレルギー性鼻炎に対するレーザー手術について

手術名は正式には両側下甲介粘膜レーザー焼灼術と言います。当院では炭酸ガスレーザーを使いアレルギー反応を起こす鼻の下鼻甲介粘膜を焼灼凝固します。下鼻甲介粘膜が収縮、変性することで鼻づまりやくしゃみ、鼻水といった鼻症状の改善が期待できます。アレルギー性鼻炎の方でお薬の治療で充分な効果が得られない方、お薬による治療を希望されない方が対象になります。年齢制限はありませんが、静かに手術や処置を受けられる小学校高学年以上の方が対象になります。スギ花粉症の場合は秋から、遅くとも1月初めまでに行うことをお勧めしています。

・実際の治療のながれ:まずは直接受診していただき診察をします。内視鏡を使って鼻の中を観察します。鼻レントゲンや血液をとってアレルギー検査を行うこともあります。診察の結果、手術の効果が見込める状態か判断させていただき、相談の上、手術予約日を決定します。

 

・手術当日:麻酔は局所麻酔で行います。両方の鼻内に局所麻酔薬をスプレーした後に麻酔液をしめらせたガーゼを約15分間鼻の中に入れたままにします。目を保護するためゴーグルをつけて頂き、ガーゼを鼻から抜いて内視鏡で鼻内を観察しながら炭酸ガスレーザーを下甲介粘膜の表面に照射します。痛みはほとんどありません。照射中は鼻粘膜が焦げるにおいがします。なるべく口で息をしてください。約10分程度で両側のレーザー照射がおわります。術後約5分様子をみて出血などの異常がなければ、そのまま学校や仕事に行ってもかまいません。

・術後の注意:通常の日常生活が可能ですが、術後二日間は飲酒や激しい運動を避けてください。入浴は長湯を避けてください。術後しばらくの間は、鼻の中にカサブタがたくさんつくため、一時的に鼻づまりが悪化しますが、無理にはがさず、自然にとれるのを待つようにしてください。2〜3週間で自然に取れます。鼻をかむ時は片方ずつゆっくりとかんでください。

・術後の見込み:鼻の状態が安定するのは術後4〜6週かかります。手術が成功すると約9割の方に鼻づまりの改善がみられます。鼻水、くしゃみの改善率は7割程度です。効果の持続は個人差がみられますが1年から4年くらいです。

・治療にかかる費用:すべて保険適応で負担率3割の場合初診時2,500円〜6,000円、手術当日は9,000円程度です。検査や投薬の内容によって違いがでます。あくまで目安ですのでご理解ください。


←PREV NEXT→